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活字と活力

更新日:4月12日




年度末に限らず、忙しい日々を送っていると、なかなか読書をしたり、そもそも活字をゆっくり読む時間もない方が少なくないでしょうか。

そのようなせわしない日々ほど、敢えて活字を味わってみるのもおすすめです。


読書にはストレス軽減効果があるとされていることや、お薬と同様に本を処方する国もあることは知られていますが、読書をしている最中は、余計なことを考えずにいられやすい点が一番のおすすめ理由です。

勿論、読書に集中できない程疲れている時や、思考がぐるぐるし過ぎている時は無理に読書をしない方が良いと思います。


書店で平積みされた評判の本を手に取るのも良いですし、何となく書棚を眺めて直感的に気になったもの、あらすじでワクワクするものを手に取るのも良いと思います。

個人的に、本との出会いはご縁だと感じています。

最近ではタイトルに惹かれて「この世にたやすい仕事はない(津村記久子)新潮文庫」を読み、自分が経験したことのない仕事を疑似的に経験するような独特の読了を味わいました。


どのような本も、自分の生活や人生に何かしら役立ったり影響を与える大切な出会いだと感じています。

皆さんもそのような経験はありませんか?


心機一転の春こそ、何か本を読み、過去や未来に思考が振り回されるのではなく活字を味わう時間を作ってみませんか。

起床後に珈琲を飲みながら、昼食後の食休みに、就寝前に少しだけなど、活字による癒しの時間をよかったら取り入れてみてください。


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